県人会交流推進委員会俳句会(やよい会)
新型コロナウィルスの感染者が増える中ではありましたが、夏句会(郵便投句)に投句いただいた句の選句と批評の句会を左記の通り行いました。
一、日 時 令和二年八月二日(日) 午後一時より
一、出席者 岡野龍雄、沖守弘、高森功一、菅原澄江、森下寿々枝
一、場 所 サニーストーンホテル 二一一号室
一、句 会 投句総数三十九句を出席者全員で一句ずつ批評しながら選句を行いました。
その結果左記の句が選ばれました。(順不同)
月涼し通天閣のみどりの灯 森下寿々枝
明日香路や古代ロマンの夏木立 岡野龍雄
さみだれも旅の一景舟下り 高森功一
紫陽花の便りが届く雨の午後 沖 守弘
京巡り古寺の路地に蟻の道 岡野龍雄
そめられて堀も一色青もみじ 鈴木 徹
取敢えず晩酌のあて冷奴 沖 守弘
遊ぶ子を見守る母の夏木陰 菅原澄江
旅人の憩ひし池の夏木立 飯沼憲子
二階へと白き花びら山ぼうし 鈴木 徹
コロナ禍や不安語りて夏座敷 岡野龍雄
湖の青を巡りて夏木立 森下寿々枝
旧道に草を引張る蟻一匹 福井 正紘
飴玉にむらがる黒の蟻軍団 沖 守弘
家居解き巡る城苑夏木立 高森 功一
蟻あまたうごめひてをりカフェの窓 飯沼 憲子
かたつむり終日雨の狭庭かな
高森 功一
秋句会の選句と年末句会について
今年一月コロナという言葉がどこからか入ってきて、あっという間に世界中に広がりました。当初は夏頃には治まるだろうと言われてきましたが、秋も終ろうとしている現在もまだまだ治まりません。
そんな訳で私共「やよい会」も三蜜を防ぐために郵便投句をはさみながら句会を行ってまいりました。本来なら今年は「やよい会」結成十五年の記念すべき年でした。
何か記念行事をと考えていましたが、それどころではありませんでした。
いまだに皆様の願いに反して新型コロナウイルス感染拡大が続いております。
今までのように集まって句会を開くのはまだ困難なようです。
このような状況下なので、新春句会も通信投句で行いました。
また改めてご報告致します。
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