出場: 聖カタリナ学園高等学校
2016年に男女共学化した本校にとって野球部の甲子園出場は悲願でした。秋季四国地区高等学校野球愛媛県大会で初優勝し、続く四国大会でも準優勝したことが評価され、本年1月29日に選抜高等学校野球大会への初出場が決定しました。学校関係者や保護者のみならず、女子高時代からの多くの同窓生が歓喜に包まれました。しかし、世界中が新型コロナウイルスの脅威に苦しめられ、収束の見通しが立たない中での出場決定でしたので、開催できるのいかという不安もありました。また、部内に感染者が出ないよう危機感を持って日々を過ごしました。
2年ぶりの開催となった今年は、開会式の縮小、甲子園練習の中止、入場者数の制限やブラスバンド応援の禁止、関係者のPCR検査の実施など異例づくめの退会となりました。本校は3月24日(第5日目)第1試合、東海大菅生高校との試合に臨みました。東京都王者の強豪相手に序盤2本の本塁打を浴び、苦しい展開が続きました。最終回あと一歩のところまで迫りましたが、力及ばず初戦敗退となりました。試合中は、吹奏楽部が事前収録した音源に合わせて、応援に駆けつけてくれた本校生徒や保護者、学校関係者の手拍子に背中を押され、選手は最後まで果敢に戦うことがきできました。甲子園で味わった悔しさを晴らすべく、夏の選手権大会に向けて努力を継続したいと思います。
本大会の出場に際し、ご支援を賜りましたすべての皆様に心より感謝申し上げます。また、近畿愛媛県人会の皆様には過分は激励金をいただき、誠にありがとうございました。心よりの感謝とともに、貴会のますますのご発展をお祈り申し上げます。
聖カタリナ学園高等学校 野球部長
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