八幡浜高校 陸上競技部主将2年
令和2年11月1日、私たちは「笑顔で陸上競技場を後にする」という目標を達成することが出来ました。
「インターハイの中止」この一言で多くのアスリート達が今まで体験したことのないような大きな衝撃を受けました。
東京オリンピックを始めとする多くの競技大会が次々と延期や中止となり、この駅伝も開催が危ぶまれる状況でした。コロナウィルス感染症の流行で学校が休校、練習が出来ない日々が続きました。強化合宿も出来ず、大会に合わせた、コンディショニングも充分に出来ませんでした。それに加え、今年は、1・2年生だけのチームという不安な状況での出場となりました。
しかし、13年受け継がれてきた伝統を守り、継ぎ、そして14連覇という新たな伝統を創ろうという思いを、一人一人が強く持ち、「緊張」を「集中」に変え大会に臨むことが出来ました。当日は好天に恵まれましたが、気温が高く駅伝大会の条件としては良い環境ではありませんでした。
レースは、1区でトップに立ち、最後まで首位を譲らず「14連覇を達成」することが出来ました。
全国高校駅伝では、1区で流れに乗れず、目標にしていた本校最高順位(26位)を上回ることが出来ませんでした。今年は無観客の大会となり、毎年沿道や競技場で応援していただく、近畿愛媛県人会や京都愛媛県人会の方々も応援が出来ない状況となりました。しかし、このような状況で、大会を開催、運営して頂いた方々やテレビの前で応援していただいた多くの方々に感謝の気持ちで一杯です。
そして、私たちを支えて頂いた先生や地域の方々そして保護者、トレーナーの先生、共に「苦しい練習を楽しい雰囲気」で取り組んだチームメイトのみんなに心から感謝しています。
「感謝とは自分の喜びを、周りの多くの人々の喜びに変えること」です。これからも、感謝の心(志)を「結果」に変える努力を続け15連覇目指し頑張ります。ありがとうございました。
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