愛媛に恋して

　愛媛県人会の皆様、いつもレディース委員会にご協力頂きありがとうございます。 

　委員長を拝命しております木下典子です。私は大阪の東―瓢箪山の商店街で町の電気屋と パン屋を営んでおります。ひょんなことから祖母が八幡浜で生まれたことを知り、又偶然愛媛県人会の皆様に出会いました。父を産んですぐ亡くなった祖母を思って、知らぬ間に愛媛に恋してしまいました。地図で佐多岬を見るたびそんな思いが募ります。 

　10月１１日から２日間ですが伊方町にある亀が池温泉の予約が取れ、伊方の重鎮 田渕イツコさんと運転手の主人の3人で旅をしてきました。 

　亀が池温泉の泉質はとても良く、露天風呂はぜひ皆さんにも入っていただきたいと思いました。心が温かくなる癒しのお風呂です。お風呂上がりの料理も岬そばの大岩さんから新鮮なお魚が入っていて最高‼鯵の棒寿司も珍味でした。お土産もみかんやみそ、フルタ製菓のチョコレートを手作り籠にいっぱい買いました。宿泊代のお安いのもびっくりです。 

　翌月曜日、岬フェリー乗り場の岬岬（ハナハナ）には新鮮な伊勢海老、シラスなどなどー中でも田村菓子補舗のクリーム金時パンは美味しくて懐かしい味。 

　岬の海を眺めながら2階のレストランでとれとれのシラス丼を頂きました。 

　そして神戸から移住された柏木康司さんご夫婦に会いに、伊方町大久のダイワハウスリゾートに向かいました。海の見える素敵なところで生まれたばかりの赤ちゃんと三人、ここでは時間がゆっくり流れているのを体感しました。お二人は畑で藍を栽培し、藍染・生け花・書道を【岬藍（はなあい）】―佐多岬半島の空と海の青を衣にーされています。 若いお二人のご活躍を願いました。 

　伊方役場で選挙後の新町長、副町長にお会いし多後、東予港からフェリーで帰阪致しました。船内待合室の4階の壁に掛かっていました西条高校書道部の若くて力強いメッセージに送られて愛媛を後にしました。 

　今回の旅で、田渕様と主人に感謝するとともに、益々愛媛に恋してしまいました。 

　コロナ禍で、辛い事も沢山あると思いますが今を精一杯、愛和の心でよい年末年始を御迎え頂けます様お願い申し上げます。